映画から盗む恋愛英会話は、フリーペイパーFreeTempo連載中。映画から楽しく英語表現が学べ、映画の場面も楽しめる!

3 Enternal Sunshine(邦題「エターナルサンシャイン」)

 恋愛初期と安定期では、反応する脳の領域が全く違うらしい。初めは、感情と本能を司る大脳辺縁系が忙しく反応し、つきあいが長くなるに従って、上位の知的な領域に移ってゆくという。

 

 だから、最初の情熱が失せても愛が冷めたなどと嘆くことはなく、理性的になったと考えることです。

 

 とはいうものの、恋愛初期の透明なときめきの瞬間は、はかないが故に、いつまでもその愛の記憶のなかで特別の地位を持つだろう。

 映画“Eternal Sunshine”では、輝きを失ったかに見えた愛に疲れたクレメンタイン(ケイトウインズレット)が、専門の企業に頼んで、恋人のジョエル(ジムキャリー)の記憶を消してしまう。

 

 絶望したジョエルは、自分も彼女の記憶を消すことにする。記憶を遡るとともに、記憶が消されてゆく。途中からジョエルは、クレメンタインが自分にとってかけがえのない相手であると同時に、自分に欠けていたものがなんだったかを理解し始めるが、その記憶は消えてゆくのだ。

 

 クレメンタインを初めてデートに誘う記憶に遡って、ジョエルは、実際の記憶とは違うその時の気持ちをクレメンタインに告げるシーン。

 J: “ It would be different if we could give it another go-around.”

    (もしやり直せるならば、こんどはこんな結果にならない)

C:” Remember me. Try your best. Maybe we can”

 (私を覚えていてね。頑張れば、出来るかも知れないわ)

 

記憶が消えてしまえば、不可能な願望なので、受験英語もまっっさおな仮定法。クレメンタインのせりふの方は、標準的には Try your best and maybe we can.= If you try your best , maybe we can.

で、別れた彼女とよりを戻す場合は、promiseを入れて、

I promise it would be different if we could give it another go-around.

( 約束する、もしやり直せるなら、前とは違った結果になるって)